映画版「ハチミツとクローバー」

その映画版。チケット買うとき、久々にフルでタイトルを言った。なんか気恥ずかしかった。自意識過剰。
予告を見たとき、これはわりと好きな感じだな、と思ったんだけど、その通りでした。
どっかで批判的な意見も読んだけど、確かに気になる点もあるけど、それは些細なことだった。と思う。
原作とぜんぜん違う設定なのに、いろんな名セリフを使ってうまくまとめてて。
みんなどんどんモノローグ言うし。真山の服のシルエットとかもそれっぽかったし。
あの花本邸、みんなどんどん来て勝手に2階のはぐ部屋にあがるけど、誰でも簡単に侵入できそうですね。


よくギャグを抜いたと書かれているけど、抜かれているのはオタクくささだと思う。
観ているあいだ何回も、そこがきれいに抜かれてるなぁ、って感心した。
伊勢谷森田がやたらかっこよくて俺様でも、それが抜けてるからアリな気にさせられる。
ていうかほんとにかっこよかった。でもあれは森田さんじゃないと思うけどね。
原作の、はぐ萌え(見た目込み)で、窓から入ってきてもちょっと少女漫画的王子様ぽいのが森田さん。


面白かったです。ただ、原作知らなくてもそう思うのかは、よくわからなかった。
もう一回くらいどこかで観てみようかな。DVDでもいいかなぁ...。