The Sound of Shimokitazawa 〜弾き語りの夕べ〜 (Shibuya O-EAST)

無戒秀徳アコースティック&エレクトリック峯田和伸(銀杏BOYZ)/
海北大輔(LOST IN TIME)/曽我部恵一

行ってきました。
暖かい雰囲気で楽しくていいライブでした。
弾き語りなんてそんなものなのかもしれないけれど、
話す言葉や、よく聞こえる歌詞に、いちいちいろんな事を感じたり考えたりして。

LOSTのライブは何回か行っているけれど、海北さんひとりのは見たことないし
確か、5〜6年前のロックロックでサニーデイを見た覚えがあるけど
それ以外はたぶん初めてで、先入観無く見ました。それでも楽しめました。
雰囲気も大きいんだろうな。促されたら、後ろの方でも歌うお客さんがたくさんいて。

最初、タクヤさんの挨拶(?)があって。声が高いところとか、すごくイメージ通り。

向井さんを見ながら、今年のJ-waveライブの直太朗さんを思い出した。
全然違うんだけど、どことなく同じ系統に感じるのはなぜだろう。
最初は様子をうかがいながら見てたのですが、どんどん引き込まれる感じでした。
曲の切れ目がよくわからないので、何曲やったかとかわからないんだけど。

峯田さん。弾き語りじゃなかったら叫んでばっかりというのがわかる、掠れた声と
ガツガツ弾くギター。それが最初ちょっとだけ気になったんだけど。
でもこれも聴いてるうちに、うまいとかいい声とか思えてきて。
演出しない感じ(本人も"電気"と言ってたけど、照明が黄色い光だけなとことか)が
かっこよかったです。

海北さん。こちらもいい声ですが掠れたりしてました。お酒4杯は持って出過ぎです。
最初のほう、静かめな曲が多くて、後ろ歩く人の足音とかドアの音が気になったけど
最後が力いっぱいの「手紙」で。そのせいか終わった後「尾崎?」と言ってる子がいて。
言われればそうかもな、と面白くなってしまいました。

曽我部さん。ギターをギュワンギュワンいわせたりドラム叩いたりロケンロー(?)な感じ。
会場が盛りあがってました。年の功で最後とか言ってたけど、ファンの比率も多そうな
感じがしました。最後2曲くらい、ギターを持ち替えて「青春狂想曲」とかやって
ました。そういうほうがわたしは好きだなぁ、と思いました。ちょっと幸せな感じ。

アンコールでみんなが出てきて。海北さんが「夢みたい」とか言っちゃってかわいらし
かったけど、すでに酔っぱらい口調で。その感じで飲んでたらそりゃ太るよ。若いのに。
向井さんが締めをやって、海北さんがギター弾きながら歌い出したら、客も歌い出して。
わたしは曲を知らなかったんですが、みんな歌えてたな。何だか後で調べてみよう。

持ち時間35分だったようです。あまりセットに時間かからなくていいね、弾き語り。

帰り、道路が工事渋滞で、寒い中バスが30分くらい来なくて。世田谷区も渋谷区も
遠いんだよ、下北沢がどうとか言うのもいいけど、そこに集中しなくていいから
たまには東東京でやってくれ、と思いつつ帰りました。