ハチクロIIの11

話は知ってて、その通りになるのがわかっているはずなのに、ドキドキしながら見てた。
はぐの「人生ください」も、森田竹本の喧嘩シーンも、修司の「大好きさ」も
原作の連載時点で驚くのと同時に、賛否両論というか「ぴ」のほうの意見を
ついつい見てしまったからだと思うんだけど。でも思ったよりすんなり見ることができた。
原作の10巻部分に入ってるから(9巻は重たいけど)、ギャグが多くてそれに救われたかな。


はぐが痛みで目覚めるんじゃなく、目覚めて森田を見てから痛みに気付くように変わってて、ちょっとよかった。
あと原作と違うのは、修司が森田に殴りかかる場面が追加されてるのと、
「それをケアすんのが〜」の場面が回想で入ってるとこ、あたりかな。
(よほど森田関係しか見てないらしく、それしか気付けないんですが。他にもあったんでしょうか)


「ふたりのかげ」ていう曲は「明日にはいいことがふたりにあるかなぁ」というあたりより
「最終の地下鉄は誰かの事故で混んでいて」とか「信じるだけではなにも変わらない」とか
そういう詞の印象が強くて。先が見えない感じにとれたのですが、それでいいんですかね。
「黄金の月」みたく、解釈によっちゃ明るく取れなくもないんだろうけど、ね。


病院に戻ったシーンで、修ちゃん若っ!と思ったのですが、よく見たら全員若かった。
まぁ、絵の話は毎回だし、もういいか。


で。「あのおっさんのほうが幸せにできる」てことになってることについては、
そうでもないんじゃないか、って思うんだけど。なんで二択なんだろうな、ほんと。
あと、内容と関係ないけど、20代後半が30代後半をおっさんって言うなよ、と思いました。
40代前半をおっさんとは言えない30代前半としては。
一応教員と学生って立場だし、映画でも森田はそんな言い方してた気がするけどね。
そういや、映画の森田って俺様キャラなのに、はぐの名前はまともに呼んでなかったような。
あの映画って、横糸は全然違うけど縦糸は一緒、みたいなとこで現実味を出してて面白い。


最終回は普通に原作2話分入って終わりかな。馨に期待してます(どこまでも森田関連)。
挿入歌予想は「魔法のコトバ」か、もしくは「ふがいないや」で。